注文住宅の打ち合わせは何回?

注文住宅って、打ち合わせは何回くらいするの?

仕事をしながらでも大丈夫?

何回も打ち合わせするって聞くけど、そんなに決めることがあるの?
注文住宅を検討している方からすると、打ち合わせの回数は気になるところだと思います。
私自身、工務店としてこれまでたくさんのお客様と家づくりをしてきましたが、実際のところ、注文住宅の打ち合わせ回数に「正解」はありません。
家の大きさや仕様、住宅会社によっても違いますし、お客様がどこまでこだわるかによっても大きく変わります。
ただし、打ち合わせの回数を減らせばいいというものでもありません。
むしろ、必要なことを十分に話し合わないまま進めてしまうと、あとから「やっぱり変更したい」となり、かえって時間も手間もかかってしまうことがあります。
今回は、工務店として実際に家づくりをしてきた経験から、注文住宅の打ち合わせについて本音で解説します。
「何回くらいするのか」だけでなく、
- どのタイミングで何を決めるのか
- なぜ打ち合わせが増えるのか
- 打ち合わせで失敗しないためにはどうすればいいのか
- 夫婦で意見が合わないときはどうするのか
- 複数の住宅会社を比較するときに何を見ればいいのか
まで、まとめてお伝えします。
- 注文住宅の打ち合わせは何回くらい?
- 注文住宅の打ち合わせでは何を決めるの?
- 契約前の打ち合わせでは何をする?
- 契約後の打ち合わせはさらに細かくなる
- 【実体験】打ち合わせ中に「どっちがいいと思いますか?」と聞かれたことも
- 【実体験】確認申請が終わってから間取りを変更したお客様
- 【実体験】Instagramの「理想の家」の写真を集めすぎても要注意
- 打ち合わせ回数が多い住宅会社と少ない住宅会社、どっちがいい?
- 注文住宅の打ち合わせが増える主な理由
- 打ち合わせを効率よく進める5つのコツ
- 注文住宅は「打ち合わせ回数」より「最初の比較」が大事
- 土地を先に買うのも少し待ってください
- 複数の住宅会社から間取りプランをもらってみる
- 注文住宅の打ち合わせでよくある質問
- まとめ 注文住宅は「打ち合わせの回数」より「準備」が大切
注文住宅の打ち合わせは何回くらい?

まず結論から言うと、注文住宅の打ち合わせ回数は、工務店や家の内容によってかなり違います。
「注文住宅なら必ず○回」と決まっているわけではありません。
契約前から細かく打ち合わせをする会社もあれば、契約後に本格的な打ち合わせを進める会社もあります。
また、シンプルな家なら比較的少ない回数で決まることもありますし、間取りや住宅設備、内装などにこだわれば、自然と打ち合わせは増えていきます。
大事なのは、回数そのものよりも、必要なことをきちんと確認できているかどうかです。
例えば、
「打ち合わせが5回で終わったから良い会社」
「20回も打ち合わせしたから悪い会社」
という単純な話ではありません。
5回でも十分な確認ができていれば問題ありませんし、20回かかったとしても、納得できる家をつくるために必要な時間だったのであれば無駄ではありません。
逆に、打ち合わせが少なすぎて確認不足になるほうが怖い場合もあります。
注文住宅の打ち合わせでは何を決めるの?

注文住宅では、家を建てるまでに本当にたくさんのことを決めます。
例えば、次のようなものです。
間取りについて
- LDKの広さ
- 部屋数
- 子ども部屋
- 主寝室
- 和室や畳コーナー
- トイレの位置
- 洗面所や脱衣所
- キッチンの位置
- 収納の場所
- 玄関の位置
- 動線
- 窓の位置
などです。
特に間取りは、あとから変更するのが簡単ではありません。
「なんとなくこれでいいかな」ではなく、実際の生活をイメージしながら考えることが大切です。
外観について
外壁や屋根、玄関まわりなども決めていきます。
例えば、
- 外壁の色
- 外壁材
- 屋根の形
- 屋根の色
- 玄関ドア
- サッシの色
- 軒の出方
などがあります。
内装について
家の中に入ってからも決めることはたくさんあります。
- 床材
- 壁紙
- 建具
- 天井
- 照明
- カーテン
- コンセント
- スイッチ
- キッチン
- お風呂
- 洗面台
- トイレ
などです。
このあたりまでこだわり始めると、打ち合わせの回数が増えてくるのも当然です。
契約前の打ち合わせでは何をする?
ハウスメーカーや工務店と契約する前にも、ある程度の打ち合わせをします。
ここでは、いきなり細かい壁紙の色を決めるというより、
「そもそも、この会社に家づくりを任せて大丈夫なのか」
を判断するための時間だと考えてください。
例えば、
- どんな家を建てたいのか
- 家族構成
- 希望する間取り
- 土地の有無
- 建物の予算
- 家の性能
- 外観や内装の好み
- 住宅設備
- 会社の特徴
- 建築スケジュール
などを確認していきます。
ここで重要なのが、ハウスメーカーや工務店によって提案される家がかなり変わることです。
同じ予算、同じ土地でも、会社によって間取りや仕様、考え方が違います。
だからこそ、最初から1社だけに決めてしまうのではなく、複数の会社から提案をもらって比較しておくことをおすすめします。
家づくり、最初から1社に決めなくても大丈夫です
同じ予算・同じ希望でも、住宅会社によって提案される間取りは変わります。
「自分たちの希望なら、どんな家を提案してもらえるんだろう?」
まずは複数社の提案を見てから、じっくり考えてみるのも一つの方法です。
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契約後の打ち合わせはさらに細かくなる

ハウスメーカーや工務店と契約したあと、本格的に家の詳細を決めていきます。
まずはお客さんの要望を聞き、間取りを決めます。
それ以外には例えば、
「キッチンはこれにしましょう」
「床はこの色にしましょう」
「コンセントはここに必要ですね」
「照明はどうしましょう」
といった具合です。
この段階になると、かなり細かいところまで決めることになります。
そして、ここで大切なのが、
「あとで決めればいいや」と先送りしすぎないこと。
もちろん、後で決めても大丈夫なこともあります。
ただ、間取りなど家の基本的な部分については、できるだけ早い段階でしっかり考えておいたほうがいいです。
【実体験】打ち合わせ中に「どっちがいいと思いますか?」と聞かれたことも
これは私が実際に経験した話です。
あるご夫婦との打ち合わせで、旦那さんと奥さんの意見が合わず、打ち合わせ中に夫婦で言い合いになってしまったことがありました。
そして、私に向かって、
「どっちがいいと思いますか!?」
と聞かれたんです。
こういうとき、住宅のプロとしてアドバイスできることはもちろんあります。
例えば、
- 動線としてどちらが使いやすいか
- 構造的にどちらが適しているか
- 収納の使いやすさ
- 採光や通風
- メンテナンス性
- 予算とのバランス
など、ある程度「こちらのほうが良い」と判断できるものについては、私たちもアドバイスできます。
でも、この時は

こっちの内装と、こっちの内装、どっちがいいと思います?!
という質問だったのです。
ホテルのような雰囲気が好きなのか、木の温かみがある家が好きなのか。
シンプルモダンが好きなのか、ナチュラルな雰囲気が好きなのか。
これは正解があるものではありません。
そこで私は、

どんなテイストのお部屋にするかで正解が変わりますので、おうちでどんなお部屋がいいか話し合って決めてきてください
とお伝えしました。
これ、家づくりでは意外と大事なことだと思っています。
ハウスメーカーや工務店との打ち合わせは、夫婦で意見を決める場所ではありません。
夫婦である程度希望を整理して、その希望を住宅のプロと一緒に「実際の家」にしていく場所です。
もちろん、打ち合わせをしながら意見が変わることはあります。
ただ、

私はこうしたい!

私はこうしたい!
という状態で住宅会社との打ち合わせを始めてしまうと、毎回そこで夫婦会議が始まってしまいます。
そうなると、打ち合わせもなかなか前に進みません。
打ち合わせ前に夫婦で話しておきたいこと

例えば、次のようなことは事前に話しておくといいでしょう。
- 間取りで譲れないところ
- LDKの広さ
- 収納の量
- キッチンの希望
- 子ども部屋について
- 外観のイメージ
- 内装のテイスト
- 欲しい設備
- お金をかけたいところ
- 逆にお金をかけなくてもいいところ
- 妥協できるところ
全部を完全に決める必要はありません。
ただ、「夫婦それぞれが何を大切にしているのか」くらいは共有しておくと、打ち合わせがかなり進めやすくなります。
【実体験】確認申請が終わってから間取りを変更したお客様

もう一つ、実際にあった話です。
建築確認申請を終えて、これから建築材料やメーカーなどを決めていく段階になったとき、お客様から、
「やっぱり間取りを変えたい」
という話が出たことがあります。
しかし、この時点ではすでに確認申請まで終わっています。
結果として、確認申請をやり直すことになりました。
そして、申請だけの問題ではありません。
間取りを変更するということは、その後の工事内容にも影響します。
そのため、建築の工程も変更することになりました。
もちろん、間取りの変更内容によって対応は変わります。
すべての変更で確認申請をやり直すわけではありません。
ただ、ここで伝えたいのは、
「間取りはあとから簡単に変更できる」と思わないほうがいい
ということです。
間取りは、契約する前から比較しておくのがおすすめです
後から「やっぱり間取りを変えたい」とならないためにも、契約前にいくつかの住宅会社から提案をもらっておくことをおすすめします。
同じ希望を伝えても、会社によって間取りの考え方は変わります。
「この会社なら、自分たちの希望をこういう形にしてくれるんだ」
と比較してみるだけでも、家づくりの方向性が見えてきます。
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家づくりでは、決めるタイミングがあります。
後ろの工程になってから大きな変更をすると、申請や材料、発注、工事のスケジュールなど、いろいろなところに影響する可能性があります。
だからこそ、間取りについては契約後に急いで決めるのではなく、できるだけ早い段階からじっくり考えておくことをおすすめします。
【実体験】Instagramの「理想の家」の写真を集めすぎても要注意

最近はInstagramやPinterestなどで、理想の家の写真をたくさん集めている方も多いと思います。
私もお客様との打ち合わせでは、
「こんな家にしたい」
というイメージが分かる写真を見せてもらうことがあります。
これは非常に参考になります。
例えば、
「この木の色が好き」
「このキッチンが好き」
「この間接照明が好き」
「この外観が好き」
という情報があれば、それをもとに予算とのバランスを考えながら、メーカーや商品を提案することができます。
ところが、以前こんなお客様がいました。
Instagramなどからたくさん写真を集めてくれていたのですが、
- ホテルライクなモダン住宅
- 木をたくさん使ったナチュラル住宅
- 北欧風
- 和モダン
- 海外のようなインテリア
など、いろいろなテイストの写真が混ざっていたんです。
どれもおしゃれなんです。
でも、家全体として見ると、なかなか方向性が決まりません。
「このメーカーの商品がいいかな」
と思っても、
「やっぱりこっちの雰囲気も好き」
となります。
その結果、いろいろなメーカーのショールームを何度も見に行くことになりました。
もちろん、たくさん見て比較すること自体が悪いわけではありません。
ただ、「おしゃれな写真を集めること」と「自分たちの好みを整理すること」は別です。
写真は「どこが好きなのか」まで考える

例えば、写真を保存するときに、
「この家、なんとなく好き」
だけで終わらせないことです。
できれば、
- 床の色が好き
- 木の色が好き
- 白と黒の配色が好き
- 天井が高いところが好き
- 間接照明が好き
- キッチンのデザインが好き
- シンプルな外観が好き
- 大きな窓が好き
- 収納の見せ方が好き
というように、「その写真の何が好きなのか」まで言葉にしてみてください。
これだけでも、ハウスメーカーや工務店との打ち合わせはかなり進めやすくなります。
「自分たちに合う家」がまだ分からない人へ
Instagramで理想の家を探しているけど、
「結局、自分たちはどんな家が好きなんだろう?」
となっている方もいると思います。
そんなときは、最初から1社に絞るのではなく、複数の住宅会社から間取りや資金計画を出してもらって、提案を見比べてみるのもおすすめです。
実際にいくつかの提案を見ると、「ここは好き」「これは違う」という自分たちの好みが見えてくることがあります。
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打ち合わせ回数が多い住宅会社と少ない住宅会社、どっちがいい?

これは一概には言えません。
打ち合わせが多いから良い会社、少ないから悪い会社というわけではありません。
重要なのは、
「必要な確認をしっかりしてくれる会社かどうか」
です。
例えば、打ち合わせが少なくても、必要なことを的確に確認してくれて、完成した家がお客様の希望通りなら問題ありません。
逆に、打ち合わせ回数だけは多いけれど、
「前に言ったことが反映されていない」
「説明が毎回変わる」
「何をいつまでに決めるのか分からない」
という会社なら、回数が多くても安心とは言えません。
見るべきなのは回数ではなく、打ち合わせの中身です。
注文住宅の打ち合わせが増える主な理由
では、なぜ注文住宅では打ち合わせが多くなりやすいのでしょうか。
大きな理由は、決めることが多いからです。
建売住宅なら、基本的には完成した家を見て購入することになります。
一方、注文住宅では、
「キッチンはどうする?」
「収納はどこにする?」
「床は何色?」
「コンセントはどこ?」
「照明は?」
「窓は?」
というところまで決めていきます。
つまり、家を買うというより、家を一つずつ一緒につくっていくわけです。
だから、ある程度の打ち合わせが必要になるのは当然です。
打ち合わせを効率よく進める5つのコツ

「できれば打ち合わせの回数を減らしたい」
「仕事が忙しいので効率よく進めたい」
という方は、次のことを意識してみてください。
① 家族で事前に話し合っておく
先ほどの夫婦の話でもお伝えしたように、住宅会社との打ち合わせ前に家族で話し合っておくことが大切です。
特に、
「絶対に欲しいもの」
「できれば欲しいもの」
「なくてもいいもの」
を整理しておくと、話が早くなります。
② 理想の家の写真を集める
Instagramなどで気に入った写真を集めておきましょう。
ただし、保存するだけではなく、
「この写真のどこが好きなのか」
も考えておきます。
住宅会社にとっても、お客様の好みを理解するための貴重な資料になります。
③ 優先順位を決める
注文住宅では、すべての希望を叶えられるとは限りません。
予算がありますからね。
例えば、
「キッチンにはお金をかけたい」
「外壁は標準仕様でいい」
「収納は絶対に妥協したくない」
というように、優先順位を決めておきます。
これができていると、予算調整もしやすくなります。
④ 分からないことをそのままにしない
「よく分からないけど、たぶん大丈夫でしょう」
これが一番危ないです。
分からないことがあれば、その場で聞きましょう。
特に、
- 追加費用
- 標準仕様
- オプション
- 工事範囲
- 変更できる時期
- メンテナンス
- 保証
などは、曖昧にしないことが大切です。
⑤ できるだけ早い段階で複数社を比較する
個人的には、これもかなり重要だと思っています。
注文住宅は、ハウスメーカーや工務店によって提案が違います。
同じ土地、同じ予算でも、
「こんな間取りになるのか」
「この会社は収納をこう考えるんだ」
「こっちは性能を重視しているな」
と、比較してみることで初めて分かることがあります。
そして、これは契約してからではなく、契約する前に比較することが大切です。
注文住宅は「打ち合わせ回数」より「最初の比較」が大事
ここまで読んで、
「じゃあ、できるだけ打ち合わせ回数が少ない会社を選べばいいの?」
と思った方もいるかもしれません。
私は、そうは思いません。
むしろ、
「自分たちに合った住宅会社を見つけるために、最初の段階で複数社を比較しておく」
ことが大切だと思っています。
住宅会社によって、
- 間取りの考え方
- 収納の提案
- 性能
- 標準仕様
- デザイン
- 得意なテイスト
- 価格
- 担当者の対応
などが違います。
一社だけの話を聞いて、
「注文住宅ってこういうものなんだ」
と決めてしまうのは、少しもったいないです。
土地を先に買うのも少し待ってください
注文住宅を考えている方の中には、
「いい土地を見つけたから、とりあえず土地を買おう」
と考える方もいます。
でも、私は基本的におすすめしていません。
なぜなら、土地に予算を使いすぎると、建物にかけられるお金が少なくなるからです。
さらに、土地によっては、
「この間取りなら建てられる」
「この配置にしないと難しい」
「思ったより造成費用がかかる」
といった問題が出ることもあります。
以前の記事でも詳しく書いていますが、注文住宅では、
住宅会社を決める
↓
建物の予算を考える
↓
その予算に合う土地を探す
↓
住宅会社に土地を見てもらう
という順番を意識したほうが失敗しにくいです。
土地探しから注文住宅を考えている方は、こちらの記事も参考にしてください。
注文住宅の失敗・後悔ブログ|土地なしから建てたい人のよくある落とし穴と正しい進め方
複数の住宅会社から間取りプランをもらってみる

「でも、何社も住宅会社を探して、一社ずつ話を聞くのは大変……」
これは実際、その通りだと思います。
住宅展示場を何件も回って、資料を集めて、予約して、打ち合わせをして、見積もりをもらって……となると、かなり時間がかかります。
そこで、注文住宅を検討している方なら、最初に複数の住宅会社から間取りや資金計画の提案を比較してみるのも一つの方法です。
私がこうした比較をおすすめする理由は、単純に「安い会社を探してほしい」からではありません。
大事なのは、
「自分たちの希望を伝えたとき、住宅会社によってどんな家を提案してくるのか」
を見ることです。
同じ希望を伝えても、
A社は収納を重視する。
B社はLDKを広くする。
C社は性能を重視する。
というように、提案内容が違うことがあります。
その違いを見比べていくと、
「自分たちは本当は何を大切にしたいのか」
も見えてきます。
注文住宅の打ち合わせでよくある質問
Q. 注文住宅の打ち合わせは何回くらいありますか?
工務店や家の内容によって違うため、一概には言えません。
大切なのは回数ではなく、間取り・予算・仕様・設備など、必要なことを納得して決められているかどうかです。
Q. 打ち合わせは多いほうが安心ですか?
必ずしもそうではありません。
打ち合わせが多くても内容が整理されていなければ意味がありませんし、少ない回数でも必要な確認ができていれば問題ありません。
「何回したか」より「何を確認したか」を見るようにしましょう。
Q. 夫婦で意見が合わない場合はどうすればいい?
ハウスメーカーや工務店との打ち合わせ前に、一度家族で話し合っておくことをおすすめします。
特に「絶対に譲れないもの」と「できれば欲しいもの」を整理しておくと、話し合いがしやすくなります。
ハウスメーカーや工務店との打ち合わせを、夫婦げんかの場所にしないことも大切です。
Q. Instagramの写真を見せてもいいですか?
もちろんです。
むしろ、ハウスメーカーや工務店にとっては非常に参考になります。
ただし、「この写真が好き」だけではなく、
「床の色が好き」
「キッチンが好き」
「間接照明が好き」
など、どこが好きなのかまで伝えると、よりイメージが伝わりやすくなります。
Q. 間取りはあとから変更できますか?
変更できる場合もありますが、タイミングによっては注意が必要です。
変更内容によっては確認申請や工事工程などに影響する可能性があります。
私自身、確認申請後に間取り変更があり、実際に申請をやり直して工程を変更した経験があります。
「あとで変えればいい」と思わず、間取りはできるだけ早い段階でしっかり考えておきましょう。
Q. 注文住宅は一社だけで決めてもいいですか?
もちろん可能ですが、私はできれば複数社を比較することをおすすめします。
同じ希望でも、住宅会社によって提案内容や考え方が違うからです。
契約してから「別の会社ならもっと自分たちに合った家になったかも」と後悔しないためにも、契約前に比較しておきましょう。
まとめ 注文住宅は「打ち合わせの回数」より「準備」が大切
注文住宅の打ち合わせ回数には、決まった正解がありません。
家の大きさや仕様、ハウスメーカーや工務店、お客様のこだわりによって変わります。
ただ、私が工務店として家づくりをしてきて感じるのは、
打ち合わせの回数を減らすことより、打ち合わせをスムーズに進める準備をしておくことのほうが大切
ということです。
特に、
- 家族で希望を整理しておく
- 理想の家の写真を集める
- 写真のどこが好きなのかを考える
- お金をかけたいところを決める
- 譲れない条件を整理する
- 分からないことはそのままにしない
- 契約前に複数の住宅会社を比較する
このあたりは、ぜひ意識してみてください。
そして、注文住宅では「どこの会社で建てるか」が非常に重要です。
同じ土地、同じ予算、同じ希望でも、住宅会社が変われば提案される家も変わります。
だからこそ、いきなり一社に決めるのではなく、まずはいくつかの会社の提案を見比べてみてください。
「自分たちなら、どんな間取りを提案してもらえるんだろう?」
というところから始めてみると、家づくりの方向性も見えてきます。
これから注文住宅を考えている方は、契約前に複数社の間取りや資金計画を比較してみることをおすすめします。
これから家づくりを始めるなら、まず「比較」から
家づくりは、建て始めてから考えるものではありません。
「どんな家にしたいのか」「いくらまでなら無理なく建てられるのか」「どの住宅会社なら自分たちの希望を形にしてくれるのか」
この3つを、できるだけ早い段階で整理しておく。
それだけでも、後悔する可能性はかなり減らせると思います。
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